004：汚れた包帯

痛みには慣れた
この行為で気が済むのなら　オレは喜んで身を捧げる
正直な所　父に可愛がられている　アイツが羨ましかったのかもしれない
例え形が間違えていたとしても　存在を認められているアイツ
それが羨ましくて妬ましくて　恨む事しかしなかったオレ
胸の烙印は　何もしなかった罪を忘れないようにする為に
日々の行為は　罪を罰する為に
流れ落ちる紅は　汚れた魂を洗い流す為に
身に巻かれた包帯は　オレを現実に繋ぎ止める為の枷
行為が終わるとアイツは　さっさと視界から消える
追いかけたくても追いかけることは出来ない
纏わり付く　白がオレの邪魔をする
動きたくても　手を差し伸べたくても　紅に穢され
かつての純白の姿は見る影も無く汚れきった枷を眺めながら
あまりにも自分に似合いすぎて笑いが込上げてくる
あぁ　何て滑稽な姿なんだろう
赤と白　まるで道化師のよう
仮面をつけ　笑顔以外何も無い道化師になりたい

■お題提供■ 追憶の苑　様
歪んだあなたへの１００題

聴こえないはずの音

何も音がしないはずなのに頭の中に鳴り響く何か。
瞼を閉じているのに浮かぶ現像。
何も無い世界に浸りたい。
でも遮断したいはずの現実は確実にボクらの後ろに付きまとう。
見たくは無いのに…。
知らなければボクらは普通に生きられた。
現実というのはなんと残酷なのだろう。
もう帰れない日々を思い出しながら流す涙は過去への謝罪。
そして未来への絶望。

間

希望と絶望
正反対の中にある空間
俗に言う平均値？
普通だったらいいのですか？
極端なのがいけないのですか？
バランスって何？
間に居るのが賢いことだと貴女は言いました。
賢くないといけないのですか？
誰かの平均のために極端な所にいて何が悪いのですか？




あ、飽きたので没で・・・。
生きるのって楽しいけどしんどいですよねぇ。
しんどさが増すほど楽しさも増すから辞められないのよ

お腹痛い

予定はあくまで予定

いつ来るのか分からない

どのタイミングでくるのかが分からないから怖い

痛みとの戦いがいつ始まるのか

それは本人ですら分からないのだ

流れ出るどす黒い朱

重りがあるかのような鈍い痛み

これが繰り返される

毎日が繰り返される事と同じようにおおよそ同じタイミングで繰り返される

ぐるぐる回る日常

スタートと同位置にあるゴールを潜る度に痛みだけは何故か増す

この痛みは私の罪に対する罰ですか？

増え続ける罰を抱えながら昔を思う

あの頃は自由だった

穢れも知らず無垢で綺麗な魂よ

白がどす黒く染められるかのように私も汚れてしまった









とりあえず生理が痛いです辛い(≧ω≦)
という気持ちを日記に…
携帯なんで、いつも以上にグダってます。

003：傷つけて、傷ついて

サクリ
あの日から続く　僕達だけの秘め事
あぁ　何て　綺麗な紅
目立たない所につけるのが暗黙のルール
僕がいつも刃を付きたてる役目
傷つけて　傷つけて　傷つける
表面的な傷が増える事に　救われている魂
僕が酷いことをされてるのに気付いていた
でも何もしなかった
独り苦しんでいる時も何もしてくれなかった
僕はいつでも気にかけてたというのに
君はいつも自分のことばかり
どれだけ僕が傷ついたと思っているの？
これは今まで動かなかった　君の罪
そしてその罪を罰する僕の神聖なる儀式
傷ついて　傷ついて　傷つけられて
僕らの絆は　より一層強まる
誰にも邪魔はさせない　僕達だけの時間

■お題提供■ 追憶の苑　様
歪んだあなたへの１００題